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インプラントについて

42.インプラントの寿命

かつて、古代のインプラントは石や貝殻、ときには奴隷の歯をむりやり、顎の骨にくっつけるという代物でした。強度もあまり得られず、長持ちもしなかったと考えられます。ブローネマルクによる、チタンと骨が強く結合する現象である「オッセオインテグレーション」の発見は、何十年も長持ちするインプラントの実現につながったのです。しかも、天然の歯と同じように硬いものを噛めるだけの質も持ち合わせているのです。膨大な研究によって、健全なインプラントの周りの骨は、年間0.1ミリ下がることがわかっています。そして、深さ4ミリまで残っていると噛む力を支えることができるのです。つまり、長さ8ミリのインプラントなら40年、10ミリなら60年、12ミリならなんと80年という十分すぎるような長持ちが期待されているのです。インプラントは大事に使っていけば、本来長持ちするものです。ブローネマルクが最初にインプラントを埋め込んだ患者さんも、その後40年もの間にわたって、同じインプラントを使用し続けているのです。

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